20日は晴天。地域の神社の祭礼に参加しました。新嘗祭と書いて、にいなめさいと読みます。この神社では、しんしょうさいと呼んでいます。新嘗祭は、五穀の収穫を祝い、感謝する祭礼で、宮司と区長 そして氏子総代、氏子のお世話役の計9人で執り行われました。
今までは、神社はお参りするところと心得てあまり作法を知りませんでした。総代となり、祭礼のお手伝いをするようになり、神事の作法などをあらためて知りました。神事は作法に始まり、作法に終わると言っても過言ではありません。気持ちが大切とばかりは言っておれません。
早朝に集合し、本殿と境内の掃除。掃き清めるとは、このことか。本殿の榊の枝を結っているのは、今話題の大麻の繊維です。大麻が神事には欠かせないもので、伊勢神宮から受領される神札は、大麻と呼ばれています。ザブトンもゴザも植物由来です。本殿前で脱ぐ靴も神社に先を向けて置き、式終了後履く時も靴はそのままで、本殿に向かって履きます。
終了後の懇親会は、直会(なおらい)と称し、祭事に備えた神酒を、皆で少しづついただきます。後は、仕出し弁当を食べ、飲み 語らいます。お供えした、餅とタイ リンゴ、ニンジン、コンブなどはくじ引きにより、それぞれの家に持ち帰ります。