映画を観ました。「蜩の記」
感涙にむせるという感情はありませんが、ウルウル状態でした。原作良し、キャストは、役所広司、岡田准一と、堀北真希と原田美枝子 そして、寺島しのぶ。俳優に軽さ、薄さが無いのが良い。四季おりおりの美しい風景と、加古隆の美しい旋律。人の琴線に触れる予定調和であり、家族愛と、ある意味の理不尽さも含む、いい映画でした。
また、原作の直木賞選評に、「主人公らが清冽すぎる」「既視感に満ちた話」とのコメントもあり、なるほどと思いつつ、単純なストーリーを淡々と映像にし、飽きさせないのが良い。でも、日本映画 特に時代劇は観客が少ないです。
映画館で観る映画は、自分にとってご馳走だと思っています。ご馳走は、たまに食べるからご馳走。よって、映画館は時折です。フルコース料理や懐石料理というと、大げさですが。2人で楽しむものだと思います。
多くの映画は、衛星放送で観ています。最近観て良かったのは
・飛べ!ダコタ 2013日本映画 ・千年の愉楽 2012日本映画