片岡球子展 昨日に続いてのブログです、デテールにこだわって記します。
名鉄国府駅では、知人のSさんと遭遇。共に片岡展へ、車中で美術談義。期待が高まります。
猛暑のなか より猛暑の名古屋での展覧会。会場内冷房が効いていて、環境良し。
名古屋での展覧会で感じるのは、印象派は、人が多すぎて、頭越しに絵を見ることは多いのですが、今回は、観覧者多数ですが 心地よい空間がありました。多分作家が好きな人が多かったのでは。美大生や若手作家と思われる人多数。原画を食い入るように凝視していました。
NHKの日曜美術館で放映されていましたので、皆 予習済みでは。やはり。富士山と面構(歴史上の人物)シリーズには圧倒されました。圧倒とは別次元と同義語です。
そして、スケッチコーナーが秀逸。作家のスケッチブックを多数展示。これだけで作品と思われるもの多数。スケッチは、画面の切り取りとラフさに圧倒。本画とは異なる素敵なコーナーでした。
スケッチコーナーの大きなキャプションを鉛筆で転記。写真撮影不可なので誤記ご容赦を。そして、大好きだった作品、春の富士を、会場内で手帳に模写?
余韻の残る展覧会でした。
スケッチコーナーキャプション
基礎が出来ているものは、スケッチに限らず 毎日写生(植物)する
頭と心がすみきらないと よい色が見えてこない
形の大きい変化をみる 全体をみる事により 形を正確にとら得ることとなる
私も写生を生命にする かいて描いて 勉強