NHK朝ドラ 花子とアンも最終週となりました。録画ですが毎回見ています。今までの朝ドラは、時おり見ていた程度ですが。今回は、ぞっこんです。夢のある、自己受容のドラマだと感じます。人皆受け入れる気持ちがあり、そしてストーリーとキャスト、ナレーション。ドラマが薄くない。
主演の吉高由里子さんは、映画 蛇とピアスを見た時 インパクトを受け、ドラマ ガリレオで親しみを感じていました。かよ役の黒木華さんも、大女優になる予感がします。
伝助さんは凄すぎます。演劇の名優吉田剛太郎が、ここに出て来ていいのか、別次元の演技です。
美輪さんの、日々のナレーションの感情のこめかたの凄い。この一言で明日も見ようと思いました。ことばが音楽のようで、倍音がでていると感じます。
さして、脚本家中園ミホさん 今まで知りませんでした。9月中旬NHKTVで美輪明宏さんとの1時間対談をし、NHKFMラジオ番組 「今宵ロックバーで」も聞きました。旬のゲストを招き、音楽と共に、脚本家岡田惠和さんと語る番組で、中園さんのこれまでの人生と、朝ドラについて語っていました。ラジオは顔が見えない分 語る言葉が面白い。彼女は、大酒のみで記憶をなくすこと多し、占い師をしていた時、政治家の心の内をきいたり、未婚の母を語り、朝ドラ脚本は、スタート時に最後までスタッフと協議し、毎回のプロットが決まっていてことなど。脚本家は話し上手です。そして、話し言葉は、そのまま、文書となるプロのスキルを感じました。
朝ドラは終了しますが、出演した人たちの、今後の活躍が楽しみです。