映画「しあわせのパン」を観ました。
10日程前でしたので、大分時間が経っていますが、印象と余韻は残っています。
洞爺湖湖畔でパンカフェ、マーニを営む二人と、お店を訪れた人たちとのお話です。
四季の風景と、美味しい料理を背景に、それを織りなす人たちが描かれ、
淡い色彩の画面の中、映画は淡淡とすすみます。
オフホワイトの室内と、パンの色、そして外からの光。二人の着ている服。
淡い色彩の画面がアートしています。
そして時おり ウルウルしました。
大作ではありませんが、気負いのない良質な映画でした。
二人(原田知世 大泉洋)は常に画面で寄り添い、
映画のパンフレットの最初の活字「わけあうたびに わかりあえる 気がする」
それが、全てを語っています。
パンに例えて、しあわせとは、相手の気持を思いやる事と感じました。