8月25日(日)で、山の小学校 第5講
「日本の森と日本蜜蜂」と題したお話を聞きました。
先生の山下修一さんは、鳳来 門谷地区在住で、森林真剣隊に参加し、地域の自然保護活動をしています。
自身の、ミツバチ飼育体験をもとに、写真や、巣箱も置きながらお話されました。
2時間はあっというまに終わりました、
日本ミツバチの特徴からはじまり、在来種の日本ミツバチは、森にすみ、明治期に、蜂蜜採取用に導入された西洋ミツバチが、現在は、ミツバチの主流となっています。
特徴は、日本ミツバチは、西洋ミツバチと比べると小柄で、体全体が黒っぽく性格はおとなしい。一年に一度しか採蜜できない。西洋ミツバチは、胴体は黄色の縞模様で、性格は攻撃的で、年何度でも採蜜できるなどの特徴があります。
その後に、ミツバチの箱の中はどうなっているか、 女王バチ・オスバチ・メスバチの役割分担、ミツバチの天敵は何か、防御方法 採蜜する方法や蜜源は何? など興味深いお話が続きました。
最後に 何故ミツバチを飼うかというと、養蜂家ではないので、業ではなく、趣味です。
もし、興味をもってミツバチを飼いたい人がこの中にいたら、飼うことの意義を最初から求めず、楽しめればよいのではないか。
朝晩ミツバチを眺めていると、可愛いし癒される。自然を傷めず、自然との対話ができるしそこからの気づきや学ぶものは多いと結びました。
感動しました。学校設立の趣旨は、技術(スキル)を学ぶのでなく、講師の体験からの話から、自分で学ぶ(考える)プロセスへの導きをしてくれるのではと感じていましたので。
その後で、生徒による釜だきの三分づきご飯と、具たくさんの手づくり味噌汁で、楽しく歓談しました。