最近 ピアノに係わるブログが2つ。3回目です。
ピアノ演奏が好きです。音色と、さまざまな表現ができるのが。それらを含めて聴いています。また、楽器はマイ楽器で演奏するのですが、ピアノは数少ない、持参楽器でなく、ホール備え付けの楽器での演奏も特徴です。
2009年に、名古屋の小ホールでドキュメンタリー映画「ピアノマニア」を鑑賞。コンサートピアノや、録音演奏専門のピアノ調律師の物語です。語りと、演奏者であるピアニストとの音への要求問答で進んでいます。題名がマニアと称するように、マニアックな映画でした。
スタンウエイ認定調律師であり、東海地方で著名なプロフェッショナルに、マニアックならぬストレートな質問をしました。
Q なぜ、コンサートにはスタンウエイD274の使用率が高いのですか?
A ホール備え付けの楽器は、スタンウエイとヤマハ、カワイが多く、時にはベーゼンドルファー(オースオラリア)があり、ベーゼンドルファーの音色も魅力があり好きですが、スタインウエイはクラッシック、ジャズなどどのジャンルの演奏に向いているので使われています。もちろんヤマハ(製造世界一のピアノメーカー)もカワイ(製造世界二のピアノメーカー)も素敵です。
Q 同一型番でも、音色は違いますか?
A 微妙に違います。手作りの一品ですので、個性があります。購入にあたって、数台を、複数者が試弾して決めることが多いです。※D274価格 2,000万円オーバー
Q 収録の時のホールはどのように決めるので?
A ライブ録音は別ですが、CD作成の場合は、ホールの響きとピアノのコンデション、そして、外の音を拾わないこと(周囲に鉄道が通り影響があるなど)以前収録時には気が付かなかったのですが、録音してみたら時計の音が入っていてビックリだそうです。
そして、4日程連続してホールを借りられること。
プロの言葉には、説得力があります。