桜の花も散り、枝には名残りの花が少しあります。
今年も、桜を堪能しました。
日本人は桜を愛でる気持ちが強く、特別の花の思いがあるのでしょう。
桜守がいるように。
私も、DNAに桜が相当擦りこまれているようで、桜大好きです。
小学校入学から就職の時期 節目ごとに桜が咲いていました。
若い時は、桜に湧き立つような嬉しさと、なんともいえない高揚感を感じました。
10数本の桜を記念樹として植え、大きくなっています。
好きなのはシダレサクラ。一番の若木は、震災メモリーの桜です。
今は、桜に、湧き立つ高揚した思いあまりはありません。静かに桜を見たい。
春一斉に開花するエネルギーは凄いと思います、絵や歌で表現されていますが、
文書では、2つ、桜で好きなのがあります。
良寛の、「散る桜 残る桜も 散る桜」と
作家坂口安吾の短編小説「桜の森の満開の下」
桜の花が咲くとで、始まり
あとは花びらと、冷たい虚空がはりつめているばかりでした。で終わります。
インターネットで紹介されています。桜のイメージが変わります。深い、良い小説です。
桜に、虚なる物も感じ見入っています。