インフルエンザが猛威をふるっていると、ニュースで報じています。ニュースでは他人ごとですが、知っている人が多く、り患しています。あの人の、この人も。もう他人事ではありません。波打ち際まで押し寄せて来ているのが実感です。まだ、今のところ症状はでていませんが。
現代美術 in 豊川 信金旧いなり支店会場で、新城市鳳来出身の鈴木孝幸さんの作品が、1階に展示してあります。作家は、作品に取り組む姿勢が真摯な好青年です。話していると、「気持ち良いオーラ」をこちらにくれます。
作家による作品コメントが、オフィシャルパンフレットに記してありますので、転記します。
Heaping earth -434 この土地に暮らす 鈴木孝幸
山の斜面にそびえ立つ樹木
樹木が集積する、森という場所
目の前に広がる、真っ直ぐな線
足元からは、水が吸い上げられている
森の中で一本の樹を切り倒す
目の前の垂直は、消失し
地面との関係は、一変する
水は、山の斜面をゆっくりと流れていく
樹を切り倒すという行為
切り倒されたものに対する、様々な接触
横たえられた樹木は、別の場所で、新たな森となる