2016本屋大賞は、宮下奈都さんの「羊と鋼と森」で若いピアノ調律師の物語です。本は、立ち読みした程度ですが、題名が好きです。
村上春樹さんの著作「羊をめぐる冒険」「ノルウェーの森」ではなく、吉田羊さんと吉田鋼太郎さんのお話しでもありません。
初めて題名を見た時 羊は、ピアノで弦を叩くフェルト 鋼は弦 森はピアノの主素材の木と感じました。ピアノは、弦をハンマーで叩き音を出す、打楽器であり、弦楽器であり、鍵盤を叩くことにより鍵盤楽器とも称されています。
調律師さんによる、ピアノの定期点検です。デリケートな作業ですので、了解をもらいお話しと、写真撮影です。ピアノは、スタインウエイD274 音楽にかかわる人には著名なピアノで、名称のD274は、奥行き274cm コンサート用グランドピアノです。私は、フルコンと言っています。
弦を叩くハンマーには、羊毛のフェルトが巻いてあります。さまざまな示唆にとむお話しを聞きましたが、30年前のウクライナでの、チェルノブイリ原発事故以来 羊の毛質が変わったのですよと語っていました。
5月NHKアーカイブ 「チェルノブイリが語ること 原発事故30年の教訓」を見て、あらためて、さまざまな影響を思いました。