母が4日に逝き 7日に葬儀、告別式が執り行われました。
喪主あいさつより(抜粋)
本日は、お忙しいところ、亡き母の葬儀、告別式にお越しいただき、誠にありがとうございます。母は、6月4日朝、享年89歳で死去しました。
母は病気もなく、元気でしたが9年前に夫を亡くし、ここ数年は、年齢ゆえに老いてゆき、昨年4月からは、寝たきりになりました。
高齢化社会を迎え、家族の介護は自分たちの役割と認識しておりましたが、自宅介護は正直大変でした。ただ、ショートスティから帰ると、ニコッとする母を見て、家がいいのだと感じました。
徐々に衰弱し、最後の一ヶ月は食事を受け付けず自宅での点滴となり、最後は眠るがごとくでした。死因は、「老衰」で、最後まで苦しむことも、痛みを感じることもなく、逝けたのは幸せとも感じます。
訪問診察や訪問看護、リハビリなどお世話になった皆さま方に感謝申し上げます。そして、母親は家で看護すると覚悟を決め、一年余献身的な看護をした、配偶者には感謝します。
母は、豊川市千両町に生まれ、少し離れた上長山町に嫁ぎ、父と実直に農業を営んでおりました。格段の波乱のあった人生ではなく、土を相手に、そして、家族と共に淡々と生活をしておりました。何をするのも父と一緒で、父との小旅行を楽しみ、子どもや、孫の成長を、生きる糧として生活し、自宅で人生を終えました。多くの皆さまのお見送り、ありがとうございました。
ひ孫の小1生 K太が前夜書いた おおばあちゃんへの棺へ入れる二人の秘密のお手紙を、K太にお願いして写真に撮りました。
おおばあちゃん、あの世で ニッコリして読んでいることでしょう。