豊橋美術博物館の企画展「ウッドワン美術館所蔵 近代日本の絵画名品展」を観覧しました。日本画37点 洋画43点が展示され近代の日本絵画を俯瞰できる作品群で、良かった、楽しめました。
作家の代表作と言われるものはありませんでしたが、片岡球子の面構葛飾北斎 佐伯祐三のパリ風景が良かった。圧巻は、岸田劉生の麗子像 岸田劉生といえば麗子像 20点余残されているといわれ、様ざまな麗子像を観ましたが、これは良かった。生きているようなリアリティを感じました。24日(月 祝)まで。
そして、チケット購入したおり、入口にある注意事項をお読みくださいとの説明があり、? 有料展で、このような説明を受けたのは初めてでしたので、分りましたといえば済むことですが「撮影禁止や、携帯電話使用、作品鑑賞以外の大声談笑はしないでください、作品に触れないで下さいなどの禁止事項」でしょう。それって観覧マナーですよネと聞いたら、おっしゃるとおりです。
実はクレームがありましたので対応していますとの説明。ここからは推定ですが、観客で禁止事項をしたことを、ギャラリー内の監視員に注意されたのを、ちゃんと説明しない館が悪いと、お怒りになったと思われます。
今は、主催者の説明責任と権利主張がありますが、芸術鑑賞の場でもあるとは。おだやかな気持ちで鑑賞を。
最後に、作品デティールにこだわったことでは、ヤギが作品に描かれているのが3点。伊藤小は画 山羊の乳、平山郁夫品 エジブトの少女、藤田嗣治画 EVE
それぞれに、ヤギがモチーフになっているのが嬉しかった。