中日新聞の昨日の訃報報道
宇野巧芳氏 音楽評論家(クラッシック) 指揮者 10日老衰のため死去。86歳。
記事中 文筆活動では、歯にきぬ着せぬ評論で親しまれ「レコード芸術」などの音楽雑誌で執筆したと記されています。
以前オーディオ雑誌で、宇野さんのオーディオシステムの紹介があって、探したのですが本が整理整頓されていないので不明ですが、内容は共感し覚えています。真空管アンプのマランツ♯7を始め往年の名器ばかりです。羨ましいとともに、長年このシステムによりCDなどの音楽評論をしています。そしてコンサートでは、音のまとまりの良い席で聴くとも書いてあったように記憶しています。
オーディオ評論家やマニアのシステム紹介写真の垂涎機器でなく、音楽を聴くに心地よい環境を何十年来作り上げていると感じます。
私も、名器でも高価でもありませんし、音が良いかは好みですが、何十年前の年代物で聴いています。耳に馴染んだ音は聴き疲れせず、落ち着きます。自分にとって一生ものです。