夏休みに入った日曜日の名古屋は賑やかです。とある用事で、吹上ホールに行く折 地下鉄吹上駅の通路壁面に、男性が駆けているオブジェが。銘板には「PLEASE DO NOT RUN」
その日 地下鉄の乗換駅は大混雑、車内はラッシュ時状態で、ドアが閉まるベル音と共に、若者が走ってくる。ドア付近の乗客は、乗れるのか、チョット強引? 身構えるなか、彼は、爽やかな大きな声で「失礼します」と言い、スマートに乗車。
周囲が和んだ。
足指骨折のリハビリに通って、患部に超音波を当て、回復を促進する治療をしていたおり、機器は2台で、次の人がイスに座って待機している。照射時間は3分 終了すると音で知らせてくれる。私の隣の人が終了したら即 次の年配女性がイスをたち、治療器の前へ、終了後靴下をはいたり、治療器の潤滑剤を拭き取ったり、患部を庇いながらの作業は時間がかかる。それを目の前で無言で立って見ている次の患者さん。イスに座って待っていても時間はかわらないし、皆さんそうしている。
心が痛んだ。