4月1日 イラストのうさぎさんの背中には、愛が満ちています。
そして、うさぎさんの見ているものは。
さて、今日は、親うさぎ 氏神様の祭礼です。忙しい一日ですが、 晴れて良かったです。
春になると、卒業ソングと桜歌をよく聴きます。
卒業ソングでは、いきものがかりの「YELL」そして「翼を下さい」「卒業写真」は特に好きで、ジーンときます。
卒業ソングではないですが、毎年 春に飽きるほどCDで聴くのが、「三月のうた」
谷川俊太郎作詞 武満徹作曲 1956年の映画「最後の審判」作品です。
メディアに流れる歌ではありませんが。
加藤登紀子 波多野睦美 石川セリが歌っています。短い歌ですが、
それぞれに思いを込めて,歌っています。
歌うというより語っているのです。情景が浮かび、さらりとした情感は、凄すぎる。
歌は、別れの詞と感じられますが、親うさぎ的には、未来へのメッセージと、
感じています。
わたしは花を捨てていく ものみな芽吹く三月に
わたしは道を捨てて行く 子等のかけだす三月に
あたしは愛だけを抱いていく
よろこびとおそれとおまえ
おまえの笑う三月に
「三月のうた」 谷川俊太郎作詞 武満徹作曲
映画「しあわせのパン」を観ました。
10日程前でしたので、大分時間が経っていますが、印象と余韻は残っています。
洞爺湖湖畔でパンカフェ、マーニを営む二人と、お店を訪れた人たちとのお話です。
四季の風景と、美味しい料理を背景に、それを織りなす人たちが描かれ、
淡い色彩の画面の中、映画は淡淡とすすみます。
オフホワイトの室内と、パンの色、そして外からの光。二人の着ている服。
淡い色彩の画面がアートしています。
そして時おり ウルウルしました。
大作ではありませんが、気負いのない良質な映画でした。
二人(原田知世 大泉洋)は常に画面で寄り添い、
映画のパンフレットの最初の活字「わけあうたびに わかりあえる 気がする」
それが、全てを語っています。
パンに例えて、しあわせとは、相手の気持を思いやる事と感じました。
