23日 衛星放送WOWOWで、辻井伸行さんのイギリス最大の音楽祭「プロムス」の演奏が放映されました。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番 美しかった。
続けて、辻井伸行ドキュメンタリー Touching the Soundを放映。2013年の欧米と東北での公演に密着したドキュメンタリーです。
最初に、彼が舞台そでで、「盲目のピアニストとか言われるのはあまり好きじゃあないので、一人のピアニストとして皆様に聴いていただきたいと思い続けています」と語り、ラストにマネージャーと一緒に、海に入り、砂浜でたわむれ、もし眼が見えれば両親の顔が見たい、きれいな星や海が見たいと思ったが、今では、心の眼で全てが見えるので幸せです。と語っています。
8月30日 名古屋で辻井伸行さんの演奏を聴きました。リサイタルでなく、コンポーザーピアニストフェスティバル 2014と題して、3人の競演でした。コンポーザピアニストは、作曲も演奏もするピアニストです。ポップスの「ゆず」のようなイメージです。クラッシック演奏ももちろん素晴らしいが、作曲した、「それでも・生きてゆく」に彼のメッセージを聴きました。
圧巻はラスト レ・フレールの2人とのパフォーマンス。鍵盤を弾くというより、たたき付けるようなアドリブ?演奏。ジャズのセッションでした。満員の観客、驚きと喜び スタンディングオベーションで手拍子。こんな演奏が見れたことにゾクゾクしました。彼も、演奏しながら喜びを全身で表現していました。